選ばれる理由がある!Air断を使った快適な住まいの秘密
家づくりで断熱工法を調べていると、「Air断」という名前を目にする機会が増えてきたのではないでしょうか。
気になってはいるものの、どんな仕組みなのか、ほかの工法と何が違うのか、いまひとつ掴みきれないという方も多いと思います。
この記事では、Air断の仕組みと特長を、他の工法との違いやデメリットも含めてお伝えしていきます。
目次
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Air断とは?基本から押さえよう
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Air断の仕組み
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断熱工法としての位置づけ
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Air断と他の工法の違い
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WB工法との比較
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一般的な断熱材工法との違い
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Air断のメリットとデメリット
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Air断の主なメリット
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注意したいデメリット
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北海道でのAir断の実績
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地域や暮らし方で考える
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Air断を導入するまでの流れ
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Air断が示す未来の住まいづくり
Air断とは?基本から押さえよう
Air断は、断熱材だけに頼らず、壁の中に流れる「空気の層」で家全体を包み込むという考え方から生まれた、特許取得の断熱・換気システムです。
家を建てる前に仕組みを知っておくと、工法選びの視野がぐっと広がります。
Air断の仕組み
Air断の断熱の要は、外壁と内壁のあいだにある「通気層」です。
ここにマイクロコンピュータで制御されたファンが空気を送り続け、壁の中に生まれる空気の流れ(対流)が、外の暑さや寒さが室内へ伝わるのを防いでくれます。
断熱材をどれだけ厚くしても底冷えや結露を完全には防ぎきれないという従来工法の弱点を、空気を動かすことで補う発想です。
もうひとつの柱が換気で、家のあちこちに設置された最低16台の換気扇が、ホコリや花粉、生活臭を含んだ空気を屋外へ送り出し、家中の空気をわずか10分で入れ替えます。
空気がこもりにくいので、エアコン内部の汚れも抑えられます。
とくに特徴的なのが、床付近にたまりがちな冷たい空気を、ファンで直接吸い出す仕組みです。
足元の冷えが和らぐため、スリッパや床暖房に頼らなくても過ごしやすく、玄関や脱衣所を含めて家じゅうの温度差が小さくなります。
さらに、壁の内部には水分センサーが取り付けられ、雨漏りや結露の兆候を24時間見守っているので、家そのものを長持ちさせることにもつながります。
断熱工法としての位置づけ
Air断は北海道の厳寒地から温暖な地域まで、さまざまな気候のモデルハウスで実績を重ねてきました。
寒冷地での実測データも公開されていますので、詳しい数値は開発元や導入している工務店の公式情報で確認してみてください。
住宅の省エネ基準が年々厳しくなるなかで、断熱と換気を一体で考えられる点は、これからの家づくりに合った強みといえそうです。
Air断と他の工法の違い
断熱工法にはさまざまな種類がありますが、Air断は何が違うのでしょうか。
代表的な工法と見比べてみましょう。
WB工法との比較
WB工法は、外気を床下から取り込んで壁の内側に通し、室内の温度を整える工法です。
夏は壁の中の通気で結露を防ぎ、冬は外気の通り道を閉じて断熱層として働かせるという使い分けをしており、自然の風を生かした通気性の高さが持ち味とされています。
これに対してAir断は、ファンによる通気層の対流で断熱し、換気扇で空気を入れ替え、さらに床の冷気の吸い出しや壁内のセンサー監視まで、ひとつのシステムとして組み上げている点が特長です。
どちらもそれぞれの発想に強みがあるので、立地や暮らし方、何を重視したいかによって向き不向きが分かれます。
一般的な断熱材工法との違い
グラスウールや発泡スチロールなどの断熱材を壁や屋根に入れる従来の工法は、熱の出入りを抑える点では有効ですが、熱伝導率や湿気の影響を受けやすく、防湿層の施工が不十分だと結露やカビの原因になることもあります。
一方Air断は、空気を動かし続けることで外気の影響を抑えながら、湿気やホコリも換気で排出できるため、結露やカビのリスクを減らしやすくなります。
足元の冷えや部屋ごとの温度のムラが出にくいのも、従来工法との大きな違いです。
初期費用は工法によって異なるので単純には比べられませんが、冷暖房の効率が高い分、長く住むほど運用コストの面で有利になりやすい点も、検討する価値があるでしょう。
Air断のメリットとデメリット
どんな工法にも向き不向きがあります。
良い面と注意したい面の両方を見ておきましょう。
Air断の主なメリット
いちばんのメリットは、断熱と換気を同時にまかなえることです。
通気層の対流と16台以上の換気扇が連携するので、家全体の温度差を抑えながら、室内の空気もきれいに保てます。
床の冷気を吸い出す仕組みによって底冷えが起こりにくく、北海道のような寒冷地でも実証されている点は心強いところです。
そのうえ冷暖房が効率よく働くため無駄なエネルギーが減り、水分センサーが壁の中を見守ってくれるので、安心して長く住み続けられます。
注意したいデメリット
先進的な技術を使うぶん、一般的な断熱材だけの工法に比べて初期の施工費用は高くなる傾向があります。
予算を組む段階で、この点はしっかり見込んでおきましょう。
また、性能は設計や施工の精度に左右されます。
通気層やファンの配置が適切でないと十分な効果が得られないため、実績のある工務店を選ぶことが大切です。
ファンや換気扇、通気層はホコリの詰まりや経年劣化が起こりうるので、施工後の点検やメンテナンスの体制も、契約前に確認しておくと安心です。
北海道でのAir断の実績
寒冷地での性能は、断熱工法を選ぶうえで気になるところです。
北海道の実証モデルハウスでは、外気温が氷点下8.6℃まで下がった朝に、エアコン暖房を切った状態でも室温8.6℃を保ったというデータが公開されています。
同じ大きさ・間取りで断熱等級7と断熱等級4の家を比べる検証も行われており、室温や暖房料金の違いを確認できます。
数値や動画は公式サイトで見られるので、導入を考える際にはぜひ目を通してみてください。
地域や暮らし方で考える
Air断が合うかどうかは、地域の気候によっても変わります。
寒冷地では底冷えの解消や温度差の少なさが活きやすく、梅雨の長い多湿な地域では、通気性を重視した他の工法とも比べてみる価値があります。
住まいの形や家族構成も判断材料になり、大きな窓のある開放的な間取りや、小さなお子さん、高齢の方がいるご家庭では、空気環境や室内の温度差の少なさを重視して選ぶとよいでしょう。
Air断を導入するまでの流れ
最初の一歩は、建築士や工務店への相談です。
寒冷地か多湿な地域かといった住環境や、家族の希望を伝えたうえで、間取りをもとにしたシミュレーションやエネルギー消費の試算をしてもらうと、導入後の効果やコストがつかみやすくなります。
過去の施工事例を見せてもらうのも、判断の助けになるでしょう。
プランが決まれば、図面をもとに通気層やファンの配置を設計し、施工へと進みます。
施工中も各工程をきちんと確認してくれる会社であれば安心ですし、完成後は性能が発揮されているかの最終チェックまで行います。
入居後は通気層の詰まりや劣化を防ぐため、定期的な点検を続けていきましょう。
Air断が示す未来の住まいづくり
断熱と換気をひとつのシステムとして考えるAir断は、省エネと健康的な室内環境の両立をめざす、これからの住まいづくりにふさわしい選択肢のひとつです。
家づくりを検討されている方は、まず専門家に相談しながら、ご自身の暮らしに合うかどうかを確かめてみてください。